あなたはストレングスファインダー🄬を知っていますか？
ストレングスファインダー🄬は、世界的に有名な才能（強み）を知るためのアセスメントです。
『自分らしさのトリセツ』のプログラムにおいても、自分の才能を知るワークの中に取り入れています。
今回は、このストレングスファインダー🄬について紹介します。
ストレングスファインダー🄬の概要
ストレングスファインダー🄬の現在の正式名称は「クリフトンストレングス🄬（CliftonStrengths）」と言います。
米国のGallup社が提供している才能（強み）を知るためのアセスメントです。
さまざまな職務（一般企業から教育まで）、さまざまな文化（約50か国）における成功事例を40年以上にわたって研究した成果に基づき開発されました。
受検実績も世界で3,000万人以上あり、信頼性の高いアセスメントです。
オンライン上で177問の質問に回答することで、仕事で成果をあげることにつながる才能（無意識に繰り返し表れる思考・行動）を測定します。
回答にかかる時間は40分程度で、測定する才能は全部で34種類あります。
また、購入できるストレングスファインダー🄬のレポートには、次の２種類があります。
● クリフトンストレングス34（才能34種類のすべての順位がわかるレポート）
● クリフトンストレングス上位資質TOP5（才能上位5つのみのレポート）
34種類の才能
ストレングスファインダー🄬で測定できる34種類の才能は、大きく4つの領域に分かれます。
それが下記です。
| 実行力 |
物事を成し遂げるのに役立つ才能の領域 |
| 影響力 | 主導権を握り、はっきりと意見を表明し、確実に他の人の耳を傾けさせるのに役立つ才能の領域 |
| 人間関係構築力 | チームを団結させる強力な人間関係を構築するのに役立つ才能の領域 |
| 戦略的思考力 | 情報を取り入れ、分析し、より適切な判断を下すのに役立つ才能の領域 |
それぞれの領域ごとに34種類の才能を紹介します。
実行力の領域の才能
アレンジ
回復志向
規律性
公平性
慎重さ
信 念
責任感
達成欲
目標志向
影響力の領域の才能
活発性
競争性
コミュニケーション
最上志向
自 我
自己確信
社交性
指令性
人間関係構築力の領域の才能
運命思考
共感性
個別化
成長促進
親密性
調和性
適応性
包 含
ポジティブ
戦略的思考の領域の才能
学習欲
原点思考
収集心
戦略性
着 想
内 省
分析思考
未来志向
それぞれの才能の特徴については、別のコラムで紹介していますので、そちらをご覧ください。
キャリア形成における大原則は才能（強み）を磨くこと
才能とは「無意識に繰り返し現れる良い結果を生み出す思考・行動のこと」を指します。
才能は誰もが独自のものを持っているため、まさに「自分らしさ」と言えます。
ちなみに、ストレングスファインダー🄬の才能を同じ順番で持つ人は、3,300万人に一人しかいないと言われています。
そして、キャリアを形成していく上での大原則は、その才能（強み）を磨いて、伸ばして、自分の武器に昇華させることです。
しかし、弱みを克服することが自分の成功のための最良の手段だと考えている人が多くいます。
あなたも自分の弱点克服に多くの努力と時間を使っていないですか？
弱みを克服するのは、強みを伸ばすことに比べると2倍の努力と時間が必要になります。
さらに、苦手なことをしないといけないので、ただただ苦しい苦行となります。
そして弱みを克服したとしても、それが成果につながる訳ではありません。
逆に、強みを伸ばすことは、弱みを克服することの半分の努力と時間で可能です。
さらに、強みに関わる行動は自分が無意識にできてしまうことなので、簡単にできて面白さを感じます。
そして、強みに基づく行動は成果を出すことに直結します。
自分の才能を知って、それを磨いて伸ばしていくこと、さらに才能を活かせる仕事を選ぶことは、自分らしいキャリアを実現する上でとても重要な要素となります。
「そうは言っても自分の才能（強み）なんてわからない…」という方は、ストレングスファインダー🄬の受検をお勧めします。
まとめ
✔ ストレングスファインダー🄬は、米国のGallup社が提供している世界的に有名な才能（強み）を知るためのアセスメントです。
✔ オンライン上で177問の質問に回答することで、仕事で成果をあげることにつながる才能（無意識に繰り返し表れる思考・行動）を測定します
✔ ストレングスファインダー🄬で測定できる才能は次の34種類あります。
✔ キャリアを形成していく上での大原則は「才能（強み）を磨いて、伸ばして、自分の武器に昇華
させること」です
✔ 自分の才能を知って、それを磨いて伸ばしていくこと、さらに才能を活かせる仕事を選ぶことは、自分らしいキャリアを実現する上でとても重要な要素となります。
